“アイスクリーム頭痛”はゆっくり食べると避けられるの?
その結果、アイスクリーム頭痛の発生率は5秒以内で食べるよう指示されたグループで27%、30秒以上かけて食べるよう指示されたグループでは13%でした。この発生率を比較したところ、アイスクリームを急いで食べると2.2倍、統計学的にも有意に頭痛の頻度が多いことが示されました。
ゆっくり食べた方が頭痛は起きにくいといえるかもしれませんが、それでも約1割の人が頭痛を感じているようです。また、報告された29件の頭痛のうち、59%は10秒未満の頭痛でした。多くのアイスクリーム頭痛は一時的な症状といえるでしょう。