10万人に対し35人 歯科医の問題は数ではなく“偏在”にあり
先生方の高齢化も進んでいて、全国平均でも29歳以下の先生は6.9%、60歳以上は25.2%にも上ります。入院施設のある病院勤務の歯科医師の平均は37.4歳だそうですが、歯科医院やクリニックの歯科医師の平均年齢は52.2歳。この状態で、若い歯科医師の誕生を減らせば、歯科医師は年金受給のお年寄り先生ばかりになってしまいかねないのだそうです。
歯科医師は薬の処方箋を出すだけでは済みません。手元がおぼつかない先生方に歯科治療していただいても……と思う患者さんも増えるだろう、と思います。