アレルギー発症でどん底 岡村咲さん支えたゴルフへの情熱

公開日: 更新日:

 異変が起こったのは、17歳のときでした。急に風邪をひきやすくなったんです。それまでは周りがひいていても自分だけは大丈夫なことが多かったのに、「何で?」と思ったのが最初です。

 そのうち、体育の授業についていけなくなり、しまいには1階から2階に階段を上がるだけでゼイゼイ苦しくなりました。病院に行くと「喘息を発症しています」とのこと。それ以降、運動しなくても咳が止まらず、咳のし過ぎで嘔吐してしまうようになり、1カ月半ほどで体重が10キロも落ちてしまったんです。

 米国に遠征したとき、何とか試合はこなしても熱は出るし、食べても戻してしまうので、帰国後にもう一度、受診しました。すると「喘息でしょう。スポーツは難しいのでは」と告げられて……。それが18歳でした。

■ティースプーン半分のバウムクーヘンで意識不明に

 それでも、翌年はプロに転向したんですが、1年目でもう体がついていかない状態に……。そんなとき、スポンサーになってくれた企業の病院で「食物アレルギーの検査をしてみたら?」と言われたのです。検査の結果、小麦、卵、チーズなど、それまで好きで食べてきたものがすべてアレルゲンの「遅延型食物アレルギー」と診断されました。原因はわかったものの、そこからが結構、苦しかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」