半年以内に9割を鑑別 イタリアの名探偵コナンと呼ばれる男

公開日: 更新日:

「欧州と日本では失神に対する考え方が違います。日本では意識を失ったら頭部CTを撮るのが一般的ですが、欧州では撮りません。一時的な意識消失ですぐ回復する失神では、脳卒中の可能性が低いからです。また、詳しく診断できる『植え込み型心臓モニター』を欧州では早い段階で使います。日本では保険適用になっていますが、まだ普及していません」

 高い診断率から古川センター長は、外来スタッフに“イタリアの名探偵コナン”の異名をもつ。人口約6000万人のイタリアに約70カ所のSUがあることから、日本にも100カ所くらいの失神診療の専門部門が必要と指摘する。

▽千葉県出身。1998年聖マリアンナ医科大卒後、東京医科歯科大第1内科・循環器内科。09年にイタリアに渡り、チグリオ病院に勤務。12年に聖マリアンナ医科大循環器内科、13年に講師。17年4月から現職。〈所属学会〉日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本不整脈心電学会。

【連載】気鋭の医師 注目の医療

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり