白内障手術後も眼鏡なしに 多重焦点眼内レンズ最新事情
“とてもじゃないが、そんなに払えない”という人は、国が指定した医療機関で先進医療指定の多重焦点眼内レンズを使うという方法もある。眼内レンズの費用以外は公的保険でカバーできる。
「ただ、大きな病院でも保険診療主体のところでは、多重焦点眼内レンズを扱っていないところも多い。当医院医師にご相談くだされば、当該資格のある眼科手術施設を紹介することも可能です」
ちなみに白内障と診断される前に高度先進医療特約付きの民間保険に加入しておけば、その費用も民間の健康保険でカバーできる場合もあるというから、いま加入している民間保険を再チェックしておくといいだろう。
目が若返れば、気持ちも行動も元気になる。万一、災害に遭遇したときも、眼鏡なしで過ごせればそのストレスは格段に軽くなる。
目は一生もの。多重焦点眼内レンズがより実用的になったことは覚えておいて損はない。