添付書にも記載 飲むと「悪夢」をみる薬は意外に多い
作用機序は完全には解明されていませんが、脳内の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリンなど)が関与しているといわれています。そのため、中枢(脳)に作用する薬で起こりやすいのです。
抗うつ薬や睡眠導入剤では、継続的に飲んでいたものを急激に減量したり、やめたりすることによって、レム睡眠の頻度や時間が反跳的に増加するため、悪夢が起こる可能性も上がるのではないかといわれています。薬剤性悪夢が起こった場合には、薬の服用をやめることによって症状は改善されます。バカげたことだとは思わず、医師や薬剤師に症状を伝えてください。