胆のう手術後も精神的に苦しみ…武田双雲さんが学んだこと

公開日: 更新日:

 手術したのに1年経っても体調が良くならないんです。日が経つにつれ「別の病気があるんじゃないか」と不安になりました。結膜炎や逆流性食道炎にもなり、「もう、一生こんな体なのか?」と怖かった。外出先では常にドラッグストアを探しては胃薬を見る……という生活が続きました。

 ようやく体調が上向きになってきたのは13年ごろからで、本当に元気になったのは14年に入ってからです。

 思えば、最初の発作の1年ほど前から予兆はありました。首や肩に寝違えたようなコリを感じていましたし、心臓が痛くて病院を受診したこともあるんです。「ストレスですね」と片づけられたのですが、胆のうがむくんでいたことが原因だったかもしれません。

 病気から学んだことは“ネガティブな人の気持ち”です。それを一番感じたのは、書道教室に長年通ってくれている3人連れの生徒さんに「私たち、体だけは健康なんです」と言われたときでした。自分が元気なときはネガティブな人たちだと思っていたのに、そのときばかりは彼女たちがまぶしすぎた(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  5. 5

    中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に

  1. 6

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 7

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?

  3. 8

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  4. 9

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  5. 10

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機