何より、日本人の100歳人口は、平成の30年間で3078人(元年)から6万9785人(30年)へと飛躍的に増えた。長生きになった証しではないか。
「そうはいっても、90歳で現役バリバリで仕事をしている人がいますか?
実際には病院にいる方も多い。団塊世代が80代に突入し、健康に問題が生じれば、医療財政が持たないかもしれない。私も同世代だから、そっちの方が心配。平均寿命が延びることは医療費増大という大問題を抱えることにつながる。国はどう対処するのか見届けたいですね」(富家孝氏)
30年後、平均寿命で90歳を超えているのは、女たちだけか。