1978年、東北大学医学部卒。80年代から在宅緩和医療に取り組む。十和田市立中央病院院長・事業管理者、青森県立中央病院医療管理監、社会医療法人北斗地域包括ケア推進センター長、鶴岡市立荘内病院参与などを歴任し現職。
1年後には全ての患者にがん告知をするようになった。この後、進行したがん患者の4人に1人は、在宅治療に移行。翌93年には40%にまで増えている。 ただし、在宅患者の増加は課題も浮き彫りにした。 「在宅医療は人の尊厳が守られるけど、面倒を見る家族の負担は大きかった。家族の人数、年齢、経済力といった家族の“介護力”にも配慮しなければならなかったのです」 蘆野さんは何かしらのサポートが必要だと考え始めた。 (取材・文=稲川美穂子)
<< 前へ
前の記事 治る見込みのない患者で占められた病床を目前に思ったこと 2020/07/20 06:00
次の記事 患者にとっても良い 在宅の緩和ケアでの主体は訪問看護師 2020/08/10 06:00
【新教授に聞く】「男性不妊」検査のハードルを下げ積極的な治療を
科学が証明!ストレス解消法 禁煙をしたいときは「損失回避バイアス」を考えるように
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」 「心臓粘液腫」は手術でしっかり取り切れば大きな心配はない
スマートウオッチで健康になる (4)睡眠時無呼吸のスクリーニングにもピッタリ…個人レベルでの改善に役立つ
長寿研究のいまを知る 実践編 「運動」が健康長寿につながるのはなぜ? テロメアを守る働きあり
時間栄養学的「気になる食品」 【キウイフルーツ】ビタミンCが豊富で朝に摂取すると紫外線対策に効果あり
スマートウオッチで健康になる (3)「GPS機能付き」はアウトドアに最適…ウオーキングでは平均1400歩増加
一生見える目をつくる 「目の違和感」「しょぼしょぼ」「涙目」は白目のたるみの疑いあり
その習慣が歯を失わせる!知っているようで知らない歯周病知識
スマートウオッチで健康になる (2)どんなセンサーが装備されているのか…多機能なのに数種類
老親・家族 在宅での看取り方 他人が家に入るのは嫌…90歳女性に強い抵抗を示されてから4年
突然、母が別人になった (22)今後どれくらいの費用が必要になるのか、見当もつかなかった
正解のリハビリ、最善の介護 最善の介護にはリハビリ治療と認知症治療が一緒にできる環境が必要なのはなぜか
クスリ社会を正しく暮らす 受診中で「トクホ」や「機能性表示食品」を活用するなら医師や薬剤師に相談を
糖尿病患者の運転時の低血糖リスクは持続血糖測定器で軽減する
スマートウオッチで健康になる (1)消費カロリー、心拍数、血中酸素飽和度…健康管理機能の充実ぶりが凄い
第一人者が教える 認知症のすべて 若年性認知症は早期発見、早期予防…「未病」の間に見つけ出し、発症を食い止める
親を要介護にさせたくない どうせなら「公正証書遺言」…事前準備はメールでも進められる
日刊ゲンダイDIGITALを読もう!
石橋貴明さんが公表した「食道がん」の誤解と盲点…早期発見のポイント
山川豊さんが告白…肺がんの脳転移は長期延命どころか治る可能性も
免疫力低下は本当か 岡江久美子さん急死の2つの可能性
すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行
風邪をひくと眠くなるのはなぜか しっかり寝れば早く治る?
食道がん公表のチバユウスケさん他界…飲酒後は唾液中の発がん物質濃度が10倍に
元宝塚女優が急逝…甲状腺未分化がんを「最凶」と恐れる理由
ソフトバンク大関友久投手は精巣がんの手術を告白…大きさは鶏卵ほどに
経済評論家・山崎元さん永眠…食道がんは手術するなら化学放射線療法の後がいい
もっと見る
ファンケルが発見!! 老化は「治る」時代に!? 植物由来の成分に老化細胞を除去する作用が
物価高・円安で生活が苦しい日本 増税も検討されているいま、どこに視点を置けばよいか識者に問う #税収最高なぜいま増税
がん患者にとことん寄り添ったサイトと小冊子誕生~ファンケル
発売から2年で累計販売150万本突破!人気のノンニコチン商品「ニコレスべイプ」~ライテック
松下由樹の怪演が震えるほど怖い!テレ東“狂愛サスペンス”に「ナースのお仕事」超え大ヒットの予感
広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ
今夏にも実現? 甲子園に「ビデオ判定」導入の可能性…《審判守るためにも絶対必要》の世論が後押し
今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した
佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転
業界初の女性トップ誕生へ…高知銀行「河合祐子新頭取」の華麗な経歴と意外な一面
大阪万博会場の“爆発”リスクはやっぱりヤバい…高濃度メタンガス問題に国や府は安全強調も、識者が疑問符
世界のトップアスリートが頼るカッピングの効果とは? 初場所V大の里も背中に痕が
“ポンコツ”マイナ保険証に医療側と製薬会社はひと安心?
「沢田研二の音楽を聴く 1980―1985」スージー鈴木著
三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状
「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露
サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説
松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害
NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?
フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理
元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》
下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ
モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ
伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」
小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった
広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も
PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず
芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況
フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ
広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”