医療従事者は新型コロナウイルスのワクチンを打つのか?

公開日: 更新日:

「接種しても感染する可能性がある以上、手洗い、マスク、3密回避といった感染対策は続けることになります。ワクチン接種がそうした感染対策を上回るだけの予防効果があるかどうかわかりませんし、長期的な安全性が確認されていないワクチンを打つリスクを考えると、まだ接種は見合わせます」(病院薬剤師)

「人工的に作られた遺伝子を体内に打ち込むわけですから、どんな影響が出るのか誰にもわかりません。ひょっとしたら予想もしていないような正常な遺伝子が組み換えられる可能性もゼロとはいえません。ワクチンの効果がどれくらい持続するかもわかっていませんし、そもそもほとんどの人は感染しても治る病気です。私は接種しません」(ウイルス学研究者・医師)

「医療現場では、どれだけ対策していても無症状の患者さんやスタッフから感染するリスクが一般の人より高いといえます。私は高齢で持病もあるので積極的に接種します」(腫瘍内科医)

 ワクチンの有効性と安全性をてんびんにかけ、年齢、慢性疾患の有無、職業、生活環境などそれぞれ異なる感染・重症化・死亡のリスクをしっかり考慮したうえで、接種するかどうかを選択したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」