家庭内感染予防に役立つというが…自宅でもマスクは必要か

公開日: 更新日:

 むろん、家族の一員が風邪気味で感染疑いがあるときや、家族外の家庭への訪問があるときは家庭内でもマスク使用が必要となる。

「ただし、感染リスクが高い家族が同居しておらず、換気ができている家ならマスクは必要ないだけでなく、ストレスがたまることになり、かえって危険です」

 実際、マスクを着け続けて息苦しくなったり、ボーッとする経験をしたことのある人もいるはずだ。

「最近、肩がこる、疲れやすい、目がかすむ、頭痛がする、集中力が続かない、朝起きるのがつらい、動悸がするなどの症状が見受けられたら、その原因は体の“酸素不足”かもしれません。コロナ禍で、私たちは長期間にわたって強い精神的ストレスにさらされつづけています。ストレスがあると、ストレスから身を守ろうと無意識に背中を丸めることが多くなりますし、自律神経のうちの『交感神経』も優位に働きます。交感神経が優位になると呼吸が浅くなるので、酸素を十分に取り込めなくなり、全身が軽い酸素不足に陥ってしまうのです」

 家でマスクを使用するときは、外で使用したものはそのまま使わない。また、マスクの表面に触らないなどのマスクの適切な使用はもちろんのこと、手洗い、そして適切な換気は必須だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」