2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。
もちろん、初回ワクチン接種の長期的な感染予防効果については不明ですし、ワクチンを接種した人は接種しなかった人と比べて、健康状態が良好で感染に対する意識も高い人たちだったかもしれません。それゆえ、この研究で示された入院リスクの低下は、やや割り引いて考えた方がよいように思います。 しかし、入院リスクが低下するということは、より多くの人に対するワクチンの初回接種が、医療の逼迫(ひっぱく)を防ぐことにつながる可能性を意味しています。
<< 前へ
前の記事 米国の主要死因ランキングで新型コロナ感染症が第3位に 2021/05/24 06:00
次の記事 世界各国の死亡率に新型コロナウイルスが与えた影響は? 2021/06/06 06:00
独白 愉快な“病人”たち 「6年前から目がぼんやりとしか見えない状態が続いて…」コージー冨田さん1型糖尿病を語る
役に立つオモシロ医学論文 日本人の飲酒習慣を新型コロナのパンデミックが変えた 日本衛生学会の公式ジャーナル論文
医療のミカタ 医療のフシギ 医師も患者も一苦労する「障害年金」の申請…日本の役所は不親切
Dr.中川 がんサバイバーの知恵 青木さやかさんは支払いゼロ…がん保険では「ステージ0」の上皮内新生物は対象外も
高齢者の正しいクスリとの付き合い方 稀な疾患に用いられる「オーファンドラッグ」が重要な理由
子供の近視の進行抑制に高まる期待…アトロピン点眼薬「リジュセアミニ」が登場
科学が証明!ストレス解消法 「決断疲れ」が自分と他人を不利益の沼へと導く…人は1日3万5000回の決断を行っている
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」 「足」のトラブルは心臓病を見つける重要なサインになる
健康長寿に役立つ高齢薬膳 【酒粕】血液を循環させる優れた働きでゴースト血管を改善
ニューヨークからお届けします。 帯状疱疹ワクチンで認知症リスク2割減 ネイチャー誌に発表された意外な研究結果に大きな反響
長寿研究のいまを知る 実践編 脳のアイドリングを一時停止…「マインドフルネスウオーキング」のススメ
時間栄養学的「気になる食品」 【ピータン】食事中に摂取すると血糖値の急上昇を抑え、満腹感を高める
一生見える目をつくる 「まつ毛ダニ」は顔に生息する小さなダニ…日本人の5割に
「眼精疲労」肩こりに悩んでいる人が見逃しているかもしれない別の原因
ニューヨークからお届けします。 人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた
独白 愉快な“病人”たち 奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る
役に立つオモシロ医学論文 指の動きが語る脳の衰え…手指機能と認知機能の関連性の研究報告
医者も知らない医学の新常識 早歩きが不整脈を予防する?「 1日1万歩」は意外に正しい
日刊ゲンダイDIGITALを読もう!
青木さやかさんは支払いゼロ…がん保険では「ステージ0」の上皮内新生物は対象外も
秋野暢子さんは5回目を報告…「食道がん」治療後の経過観察と内視鏡治療
石橋貴明さん公表…「食道がん」と「咽頭がん」併発を見抜く検査
石橋貴明さんは手術を選択…「食道がん」は化学放射線療法なら胃も食道も温存できる
アニサキスには正露丸が効く…実証した高知大教授がさらなる調査 飲んで「痛み改善」が約8割
俳優・山崎努さんはステージ4から回復 食道がんでの高齢者に負担のない治療選択
裸眼1.0未満の小学生38%で過去最多…急増する子供の近視は「レッドライト治療法」で抑え込む
【ギョウチュウ】多くで検査廃止も九州や沖縄はいまも保有率が高い
稀な疾患に用いられる「オーファンドラッグ」が重要な理由
もっと見る
ファンケルが発見!! 老化は「治る」時代に!? 植物由来の成分に老化細胞を除去する作用が
物価高・円安で生活が苦しい日本 増税も検討されているいま、どこに視点を置けばよいか識者に問う #税収最高なぜいま増税
今話題の成分 「NMN+水素」の注目すべき効果とは!~フタワ
健康産業最前線2025 ~期待されるCBDの現在地と将来~
気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言
朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報
自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青
永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?
奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る
オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味
阿部巨人「球団史上初の赤っ恥」招いた深刻すぎる阪神アレルギー…ちらつく「V逸確率100%」の不吉
中居正広氏“反撃準備”報道のモヤモヤ…改革着々のフジテレビ尻目に「電撃復帰」への布石か
報われるのは会費を払い続けたファンだけ? 嵐「解散ライブ」FC新規入会停止で元会員から悲鳴
国民民主党“パワハラ疑惑”女性議員に「政治とカネ」問題浮上!トンデモ“怪釈明”で逃げ切り狙う姑息
大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ
巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》
趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い
中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に
水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情
永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く
永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が
永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?
渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった
頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機
佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く
永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない
上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状
「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた