大坂なおみが世界のメンタルヘルス意識を変える理由
ところが大坂が自らのうつをオープンにした直後から、選手のメンタルは肉体の健康と同じく重要と、テニスの4大大会をはじめ多くのスポーツ連盟が選手のメンタルに取り組む姿勢を明らかにしています。
一般の大学生も3人に1人が何らかの心の問題を持っているという数字もあり、コロナ禍で孤独になりがちな若者にも大きな希望を与えているのは間違いないでしょう。
昨年はブラックライブズマターのマスクで人々の注意を喚起した彼女が、今度はメンタルヘルスに対する人々の見方を変えている。素晴らしいプレーで私たちに喜びと希望を与えてくれるだけでなく、社会が生み出す大変な重荷を背負ってくれている彼女が一日も早くハッピーにテニスができるように、今度は私たちが彼女を守る番ではないかと痛感しています。