「虫刺され」はかいてはダメ! 感染症で腫れ・痛み・発熱…症状が強いと入院に至るケースも
■子供は悪化しやすい
ステロイド入り外用薬は市販品もある。ただ、抗炎症作用のほか免疫抑制作用もあるため、化膿した皮膚に使うとかえって悪化する恐れがある。“緊急用”として市販品を使っても、改善が見られなければ皮膚科の受診を。無意識にかきむしってしまうのを防ぐため、貼るタイプのかゆみ止めを活用するのも手だ。
虫刺されは、年齢や体質などによって個人差が見られる。子供は刺されやすく、刺されると悪化しやすい傾向にある。大人でも、以前に蚊に刺されて悪化した経験がある人は、繰り返しやすい。
心当たりがある人は、備えあれば憂いなし。刺された場合を考えて、外用薬を携帯するのも良さそうだ。