清水俊彦
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清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

「長時間パソコン」「ふらつき」「めまい」 該当する人がやるべき対策

公開日: 更新日:

「長時間パソコンとにらめっこしていると、体が一瞬フワッと浮くようなふらつきやめまいを感じることがあります」

 私のところに取材に来たある記者さんから、こんなふうに言われたことがありました。

頭痛持ち?」と聞くと、まさにその通り。「長時間パソコン」「ふらつきやめまい」といったキーワードは、頭痛の中でも緊張型頭痛が考えられるものになります。

 ここに「首・肩の凝り、腰の痛み」「眼精疲労」が加わることも珍しくない。この記者さんは、仕事中、常に目の奥に鈍い痛みのようなものを感じているそうです。緊張型頭痛との関連を指摘すると、「電磁波の浴びすぎだと思っていました」と驚かれていました。

 緊張型頭痛は、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなることで、筋肉や筋膜を支配している神経が過敏になり、痛みが生じると考えられています。

「長時間同じ姿勢を取る」「悪い姿勢を取る」「不適切な枕を使う」「運動不足」、さらには「強い精神的ストレス」が原因で起こりやすくなります。

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