著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

「長時間パソコン」「ふらつき」「めまい」 該当する人がやるべき対策

公開日: 更新日:

「長時間パソコンとにらめっこしていると、体が一瞬フワッと浮くようなふらつきやめまいを感じることがあります」

 私のところに取材に来たある記者さんから、こんなふうに言われたことがありました。

頭痛持ち?」と聞くと、まさにその通り。「長時間パソコン」「ふらつきやめまい」といったキーワードは、頭痛の中でも緊張型頭痛が考えられるものになります。

 ここに「首・肩の凝り、腰の痛み」「眼精疲労」が加わることも珍しくない。この記者さんは、仕事中、常に目の奥に鈍い痛みのようなものを感じているそうです。緊張型頭痛との関連を指摘すると、「電磁波の浴びすぎだと思っていました」と驚かれていました。

 緊張型頭痛は、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなることで、筋肉や筋膜を支配している神経が過敏になり、痛みが生じると考えられています。

「長時間同じ姿勢を取る」「悪い姿勢を取る」「不適切な枕を使う」「運動不足」、さらには「強い精神的ストレス」が原因で起こりやすくなります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動