「染め」と「ぼかし」の違いは…髪の毛の専門家に聞いた

公開日: 更新日:

 白髪は年寄りくさい。髪の毛を工夫して少しでも若く見られたい--。その代表的な技術である「白髪染め」はすでに古代エジプト時代から存在していたといわれ、古今東西、多くの先人が創意工夫を繰り返してきた。

 その逸話もさまざまで、日本では鎌倉時代の斎藤実盛(さいとう・さねもり)の話が有名だ。平氏の有力武将の一人だった実盛は、70歳を超えて源氏の源(木曽)義仲追討の戦いに参加。「最後まで若々しく戦いたい」と白髪染めをして出陣した。自軍総崩れの中、最後尾の守りを引き受け奮戦するも討ち死。義仲方が首実検のために首を洗ったところ、黒髪が白髪に変わり、義仲は幼い頃に命を助けてくれた恩人と知り、その死に涙したという話が伝えられている。

 いまは実盛ほどの覚悟ではないにしろ、定年後も職場で少しでも長く戦うために髪の毛を工夫しているサラリーマンや経営者も多い。どんな方法があるのか。髪の毛の専門家に詳しく聞いた。

【Q】理髪店のメニューには「白髪染め」と「白髪ぼかし」がありますが、両者の違いについて教えてください

■関連キーワード

最新の健康記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2
    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

  1. 6
    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

  2. 7
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  3. 8
    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

  4. 9
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 10
    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見

    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見