乳がんとお金(4)「就業不能保険」に入っていれば…猛烈に後悔

公開日: 更新日:

「最近のがん治療は、入院日数の短期化、治療法の多様化が見られます。また、入院だけでなく通院治療が増えており、各保険会社もその傾向に対応できるがん保険の商品を出しています。がん診断一時金は、過去は『一度支払われたら終了』するものが多かったが、今は複数回、無制限に支払われるものが増えています。また、長引く治療期間に対応できるよう、治療をした月に一定の金額の給付金を受け取れるがん治療給付型も増えています」

 治療費の補償だけでなく治療後のケアや予防をサポートする仕組みがある保険などもあるそう。

「罹患後はご加入が難しくなるケースもありますが、がん治療を終えて一定期間が経過していれば、簡単な告知で申し込める保険もあります。補償の縮小や保険料の割り増しなどの、条件付きでのお引き受けとなることもあります」(中村さん)

 病状が落ち着いたら詳しく調べてみたい。

 そして、まだがんを発症していない&がん保険に入って久しい方は、がん保険も進歩しているので、「今のがん事情」に適してるか、一度見直してみることを強くおすすめする。 =おわり

(源祥子/フリーライター)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃん「やす子いじめ」で性格の悪さ露呈…“篠原ともえ級”キャラ変しか生き残る道なし?

  2. 2

    フワちゃん芸能界追放へ…やす子への暴言炎上は鎮火せず SNSの“NGフレーズ”が致命傷

  3. 3

    フワちゃん暴言→謝罪は何が問題だったのか? 大炎上の鎮火方法は1つだけ…識者が見解

  4. 4

    健大高崎(群馬)青柳博文監督「野球部の年間予算が1億円? わはははは…」

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    朝6時に起きて息子の弁当づくり ご飯は土鍋で炊きます

  2. 7

    人気絶頂フワちゃんが突如フルボッコ状態…ベタ褒め芸風「タメ口」への嫌悪感が一気に噴出

  3. 8

    興南(沖縄)我喜屋優監督「野球しかしていない高校生の将来は誰が保証するのでしょうか」

  4. 9

    仮面夫婦といわれた松平健・大地真央の離婚

  5. 10

    ちあきなおみ(6)一瞬、驚いたように立ち止まったが、無言で歩き去った。会員限定記事