認知症患者の不安に寄り添う「バリデーション」とは?
その場しのぎの対応は信頼を失うだけでなく、興奮をさらに悪化させる恐れがあります。
次回は、バリデーションではこのような時にどのように対応するかについてお話しします。(つづく)
▽正垣幸一郎(しょうがき・こういちろう)1994年、神戸にある社会福祉法人イエス団賀川記念館で隣保事業、学童保育、1人暮らし老人給食などに携わる。2003年バリデーション「ワーカーコース」「グループリーダーコース」「ティーチャーコース」修了。現在は特別養護老人ホームありすの杜きのこ南麻布で管理者を務める。