著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

鳥インフルのパンデミックがやってくる? トランプ新政権の対応で米国に不安広がる

公開日: 更新日:

 人への感染は、殺菌していない生乳を飲んだり、死んだ鳥や家畜に触れたことが原因とされ、人間同士の感染はまだ確認されていません。しかし専門家の中には、ウイルスが突然変異を起こせば、いつ人から人への感染が始まってもおかしくはないと警告する声もあります。

 不安に輪をかけているのがトランプ新政権の対応です。CDC米疾病予防管理センターに対し広報活動の一時停止を命じたため、これを書いている1月末現在、CDCのウェブサイトには鳥インフルに関する最新情報は掲載されていません。こうしたコミュニケーションの遅れが被害を広げるのではないかと、強く懸念されています。

 鶏や乳牛などを飼う農場では多くの不法移民が働いています。彼らが強制送還を恐れて体調が悪いことを隠したり、雇い主に対し防護服の支給を求められないこともあると推測されます。こうした状況も、感染の広がりにつながるのではないかと指摘されています。

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