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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米国のティーンが夢中の新しいドラッグ「ギャラクシー・ガス」に警戒感高まる

公開日: 更新日:

 アメリカのティーンの間でギャラクシー・ガスの吸引がトレンドになり、警戒感が高まっています。ギャラクシー・ガスは商品名で、亜酸化窒素のことです。吸引すると陶酔感を得られる効果があるため、笑気ガスとも呼ばれています。かつては麻酔の代わりに使用されていたこともあります。

 この亜酸化窒素は、主に生クリームを泡立てるなど食品をムース状に加工するのに使われています。専用の器具に材料を入れ密封し、そこに亜酸化窒素ガスをボンベから封入。器具全体を振ってからノズルを開けると、食材が泡状になって出てくる仕組みです。ニトロコーヒーなど飲み物に使われることもあります。

 ギャラクシー・ガスも名目上は料理用として売られていて、高さ25センチほどのボンベに入っています。しかしこの商品にはフレーバーがついていて、ざっとチェックしただけでもストロベリー、バニラ・カップケーキ、ブルーベリー・マンゴー、ウォーターメロン(スイカ)、オレンジ、シナモン、フルーツパンチと驚くほどの種類があることから、最初から吸引を目的に売られているのではないかと憶測されています。

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