著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

鳥インフルのパンデミックがやってくる? トランプ新政権の対応で米国に不安広がる

公開日: 更新日:

 アメリカでは鳥インフルの影響で卵の価格が驚きの高騰を見せています。同時に他の家畜やペット、人にも感染が広がり、新たなパンデミックへの懸念が高まっています。

 現在流行しているのは鳥インフルエンザA(H5N1)で、全米の鶏卵業者を直撃し、既に数千万羽の鶏を廃棄したとみられています。これを受けてカリフォルニア州では非常事態を宣言したほどです。

 その深刻さに市民が気付いたのは、卵の価格の急激な高騰です。コロナ後のインフレで1ダース700円くらいまで上がった卵価格は、一時は300円くらいまで下がっていたのが、現在ニューヨークのスーパーでは再び、1ダース700〜800円、高いところでは1500円という店もあるほどです。

 加えて専門家の間では、コロナに続くパンデミックの恐れが語られています。去年、鳥インフルは鳥類だけでなく、乳牛にも感染が広がりました。さらにはペットの猫、そして人間にも感染するケースが目立ち始めています。2023年の鳥インフル感染者は67人にのぼり、2022年の1人に比べ激増していることがわかります。今年に入って初めての死者も出ました。

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