著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

(1)休日の「寝だめ」では解決しない…生産性を脅かす不眠問題

公開日: 更新日:

 当然ながら、不眠の重症度が高いほど、プレゼンティーズムが悪化することを報告した研究もあります。睡眠は、脳の機能回復だけでなく、代謝機能、免疫機能、ホルモン分泌など、さまざまな心身機能の調節に関わっていることが知られています。不眠を患っていることはまた、肥満糖尿病心臓病の発症リスクの増加と関連することも報告されています。プレゼンティーズムによる経済的損失を回避し、良好な健康状態を保つためには、不眠症状の早期発見と早期治療が重要だと言えそうです。 =つづく

(勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰・青島周一)

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