相撲部屋の暴行死事件で注目された「死亡診断書」が持つ大きな意味
誰が聞いても「同じ日に、同じレジオネラで……? 剖検もなし!?」などと思ったのではないでしょうか。我々一般市民は不審には思わず、すぐに忘れてしまうべき事件なのでしょうが……。
相撲部屋での暴行死事件の死亡診断書を「急性心不全」と診断した病院にも、「2人同日肺炎死」とした大学病院にも、それなりの言い分はあるのかも知れません。
医師の目の前には、いきなり瀕死の患者が運び込まれます。入院している患者さんでも急変して予想外の展開になることもあります。
多くの医師は亡くなった方のこれまでの人生に最大限の敬意を払いながら死亡診断書に必要事項を記入しています。
「やっぱあれ、医者がテキトウ書いてんだよなぁ」とは決して思わないでください!