吉川良さん<2>生活安定のためバーテンから画廊に転職し…
23歳のとき、吉川さんは、まる4年間離れていた東京に舞い戻る。
「キッカケは、ある時古本屋で手にした一冊の本。ヘンリー・ミラーの短編集でした。ページをペラペラとめくっていると、突然、“ここが私の祖国だ”という1行に、ビビッときたんです。なんでだろうね。自分に問いかけられて…
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