1月なのに4月並みの暖かさ…暖冬が巨大地震の引き金に?

公開日: 更新日:

 季節外れの暖かさだ。“大暖冬”が日本列島を襲っている。28日には大阪市で最高気温19・1度を記録。104年ぶりに1月の観測史上最高気温を更新した。東京も30日、最高気温17・5度と、4月並みの暖かさだった。ポカポカ陽気が続いているが、過去には暖冬が終わった後に巨大地震が起きているから不気味だ。

 30日は北海道占冠村のスキー場で、例年、春先に起こる雪崩が発生。フランス人を含む男女8人が巻き込まれた。深刻な雪不足で、東北や北陸を中心にスキー場の営業中止も相次いでいる。

 冬リゾートが大ダメージを受けているが、恐ろしいのは暖冬明けに巨大地震がやってくるという“ジンクス”があることだ。

 2006~07年の冬(12~2月)の平均気温は平年に比べ1度を上回り、記録的な暖冬だった。すると、翌07年3月に能登半島地震(震度6強)、7月には新潟県中越沖地震(震度6強)が発生。さらに、10年末も東北や北陸を中心に暖冬傾向で、翌11年3月に東日本大震災が東北を襲っている。

 暖冬と地震は連動しているのか――。立命館大教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)がこう言う。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで