大正4年創業のせんべい屋(谷中)使う生地も製法も「昔のまま」にこだわる店主の矜持
![店主の塩見達二郎さんがコテと箸で形を整えた生地に夫人の充代さんが焼き色をつけていく(C)日刊ゲンダイ](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/291/563/0643b6df13484550a1d4dac24dc795f320210706125423086_262_262.jpg)
備長炭がたかれた火鉢を挟んで2人。網の上でひとりがコテと箸を使いながらせんべいの形を整えると、それを受け取った正面のもうひとりは両面を焼き、こんがりとキツネ色の焼き色をつけていく。
炭が燃えたぎる上での作業だから、厚手の手袋は欠かせない。そばで撮影するカメラマンの額に汗…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り916文字/全文1,056文字)
初回登録は初月110円でお試し頂けます。