【「お笑い」という修羅】小林信彦氏が大切にした〈ナマ〉感覚と芸人の体技
物心がついた4、5歳の頃、私の日曜夕方のルーティーンは、隣家にお邪魔し、そこでTV番組に夢中で見入る(私の家にはまだテレビがなかった)ことだった。隣家は私たち家族が住む借家の家主であり、私の遊び仲間であるお嬢さんたちがいたのだ。図々しく夕御飯までご馳走になりながら喰い入るように…
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