米国で“共に無名”の小説家とティックトッカーが出会った結果…280万いいねの大バズリ!
米テキサス州アーリントンに住むショーン・ワーナーさん(58)は退役軍人で、ソフトウエアのエンジニアとして働いていたが、少し前に解雇された。
子供のころから小説家になることが夢だったショーンさんは、「小説じゃ食べていけないよ」という周りの声にも屈せず、デビュー作の「リー・ハワードとシモンズ・ピアース邸の幽霊たち」を書き上げ、昨年11月に出版。
しかし作品は全然売れず、7月2日も地元のスーパー「クローガー」の店内で本を直接販売していた。
冴えない表情でポツンと本を売っている姿に「何か」を感じたのが、やはり無名のティックトッカーのジェラッド・スウェアリンギンさん。いったんは店を出かけたが、ショーンさんのところに戻り、少し会話を交わし、「最近は本を全く読まなくなっていた」にもかかわらず、激励の気持ちを込めて「両親を殺された少女が多重人格の幽霊の力を借りて事件を解決するミステリー」を2冊購入した。
ジェラッドさんはこの時の様子を撮影した動画を短く編集してティックトックに投稿したところ、大バズリ。いつもは2桁の「いいね」が、なんと280万を突破。
ショーンさんの作品も一夜にしてアマゾンでベストセラーに! ジェラッドさんの地元の作家を励まそうという気持ちが共感を得たのか、ショーンさんの作品への熱意が伝わったのか──SNS時代の奇跡と話題になっている。