手紙をくれた読者の出所当日の出迎えに 人によっては「堀の中」のほうが幸せ?
【第2章】罪の後も生きる(5)
5回目の刑期を終えて出所した村田幸治さん(仮名=65)と私が知り合ったのは、「マイホーム山谷」(小学館)の感想をしたためた手紙を出版社経由で著者である私にくれた2022年の秋ごろのことである。同書は東京のドヤ街・山谷にある介護や医療の連携を描いたものである。村田さんは刑務所の中…
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