北野武が夫人と“手つなぎ赤絨毯”の意味深 カンヌでのラブラブぶりは照れ屋の愛情表現か?
北野武監督(76)の最新作「首」が日本時間の24日、第76回カンヌ映画祭のカンヌ・プレミア部門で世界初上映され、レッドカーペットを夫人と共に歩く姿が話題になっている。
今まで名だたる映画祭に登壇した「世界のキタノ」だが、夫人を伴っての登場は初めて。最初は後ろを歩いていた夫人を北野が手をつないで隣に呼び寄せるという“ラブラブぶり”に世界のメディアも驚いた。
18歳年下といわれる夫人は、2015年にたけしの個人会社「T.Nゴン」を設立し、役員に就任。18年にたけしが「オフィス北野」を退社してからはたけしのマネジメントの一切を担い、19年に前夫人の幹子さんとの離婚が成立すると再婚。撮影など泊まりの現場には必ず同行していたという。
今回の“手つなぎ”登場で、たけしが夫人に全幅の信頼を寄せている様子がうかがえたが、家族問題評論家の池内ひろ美氏がこう言う。
■必要以上に頼ってしまう側面も
「一般的に企業の社長や政治家など“トップを経験した男性”は70代になると極端に孤独を感じるようになります。60代までは自分の社会的地位や仕事のつながりが継続して自分の周りに人が集まりますが、70代になると潮が引くように離れていく。そこで地域社会によりどころを求めたりするのですが、北野さんの場合は有名人だからそういった交流はなかなかできず、そばにいるのは奥さまだけ。『終始そばにいて欲しい』となりがちです。また年下の奥さまで、今後のお世話もしてくれると思うがために必要以上に頼ってしまう側面もあると思われます」
カンヌの“手つなぎ”は照れ屋で知られるたけし流の愛情表現か。