害魚ノーザンパイクミノーを1万匹超駆除! 1600万円をゲットした米国男性が話題
米オレゴン州ではノーザンパイクミノーという淡水魚を「害魚」に指定。5月1日から9月30日の間に駆除すると報奨金がもらえるのだが、ある男性が10万7800ドル(約1613万円)もの報奨金を獲得して話題になっている。
男性の名前など個人情報は非公開。駆除の方法も釣ったのか、網で捕獲したのかなどの詳細は不明だが、計1万755匹も駆除した。
この駆除イベントは、太平洋州海洋漁業委員会(PSMFC)が主催する「ノーザンパイクミノー・スポーツ報酬プログラム」。捕獲した体長9インチ(22.86センチ)以上のノーザンパイクミノーを、登録ステーションに持ち込むと報奨金がもらえる。
シーズン中に捕獲した数が多ければ多いほど1匹当たりの報奨金の額が上がっていくシステムで、25匹までは1匹6ドル、26匹以降は8ドル、201匹以降は10ドルになる。
今シーズンは1万1954人の参加者によって合計15万6505匹のノーザンパイクミノーが駆除された。
ノーザンパイクミノーは外来魚ではなく北米大陸北西部原産の淡水魚だが、サケやマスの幼魚を餌にしており放置しておくとサケなどが壊滅的なダメージを受ける恐れがある。そのため報奨金を出してまで駆除を行っているそうだ。