旧統一教会系トップとの面会「承知せず」と岸田首相シラ切るも…“橋渡し役”でつながる点と線
■旧統一教会をめぐる過去の国会質疑でも度々取りざたされたギングリッチ氏
岸田首相は、UPFの日本組織トップとの面会は「承知していない」としたものの、面会を認めたギングリッチ氏といえば旧統一教会をめぐる過去の国会質疑でも度々、名前が取りざたされてきた人物だ。韓鶴子氏の隣に立つ写真が報じられ、旧統一教会との関係が指摘されて経済再生担当相を辞任した自民党の山際大志郎衆院議員(55)も、2022年10月24日の参院予算員会でこう発言している。
「写真を撮ったのは集会だったわけではないと思います。その日は、名古屋においてアメリカの元の下院の副議長であるギングリッチ氏と意見交換をするための会がございまして、そこに私は出席をいたしました」
つまり、ギングリッチ氏が“橋渡し役”だったわけで、岸田首相が同氏と面会した2019年も、「子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案」を議題とした3月27日の衆院内閣委員会で名前が挙がっている。
発言したのは元埼玉県教育委員会委員長で、元埼玉県児童福祉審議会だった男性参考人なのだが、この男性は旧統一教会の関連団体が主催した複数のイベントで講師を務めるなどしていた人物だ。発言はこうだ。