旧統一教会系トップとの面会「承知せず」と岸田首相シラ切るも…“橋渡し役”でつながる点と線
「義務教育が普及すると子育てが社会化され、それによって家庭が崩壊する、家庭が崩壊すると義務教育が成り立たなくなる(略)タレント・フェアクロス法案という法案が連邦議会に提出された。これは、21歳以下の未婚の女性が子供を産んだ場合には一切生活保護費を出さずに、その分をためておいて、政府が孤児院をつくって、そこに子供を収容して育てようという法案でした。画期的な法案です。親がいるにもかかわらず、母子家庭に任せておくと犯罪者がふえるから、政府が孤児院で育てようと(略)この法案に賛成していた下院議長、日本でいえば衆議院議長に当たるニュート・ギングリッチという人が、この法案に賛成してこう言ったんです。孤児院と考えなければいいんだ、24時間の保育所と考えればいいんだと言ったんですよ」
こうした考えの一部は、旧統一教会が全国各自治体で成立を目指した「家庭教育支援法案」にもつながる。旧統一教会との関係のある政府参考人が「ギングリッチ氏」の名前を挙げ、その後、政権与党の政調会長だった岸田首相と面会する──。
岸田首相がどれほどシラを切っても、この「点と線」はどこかでつながっているのでは……と勘繰る声が出ても不思議ではない。