米コネティカット州に在住 パニック障害寸前の女性を救った「信号待ち」での出来事
ぐずる娘を車で幼稚園に送る最中に、パニック障害を起こす寸前になった女性。ある出来事でふっと救われた体験と、その後日談が話題になっている。
注目されたのは、米コネティカット州メリデンに住むエリカ・ティールさん。交差点で停車した時、パニック発作でメンタルが崩壊しそうになっていた。そしてちょうど隣に止まったミニバンを運転する女性を見ると……彼女はカーオーディオから流れる曲に合わせてノリノリで体を動かし、楽しそうに大きな声で歌っていた。
女性はエリカさんと目が合い、2人はニッコリほほ笑んだ。
信号が変わり、女性は先に走り去ったが、その時にはエリカさんのパニック発作の兆候は消えていた。ほとばしる女性の喜びに“感染”したというのだ。
エリカさんは、その体験談をフェイスブックの地元グループ「メリデン・トークス」に投稿し、見知らぬ女性に感謝の気持ちを記した。
すると翌日、フェリシア・ジョーンズさんという女性から「それは私です」というコメントが寄せられたのだ。
「目を覚まして20分。最初に読んだ記事がこれで、最高の気分になりました。これはお知らせしなければと感じました」とフェリシアさん。
ほんの一瞬の、偶然の邂逅(かいこう)が人生を変える――コメント欄には2人の出会いを喜ぶコメントが多数寄せられてる。