3代で有名宗教に入っている男性と無宗教の女性が結婚…彼女に待ち受けていた厳しい現実とは?
結婚相談所において「宗教」の項目は、数年前まではプロフィールに記載する欄があったのですが、近年は個人情報保護の観点から項目が消えています。しかし、宗教問題は思想やお金に関する問題が生じる可能性があることも事実で、相手がどのタイミングで「私は宗教に入っています」と言うかで成婚にも破談にもなります。
有名な宗教に入っていた男性と無宗教の女性のケースで、女性側がマリーミーの会員でした。女性も男性が宗教に入っていることは知っていたので、私は真剣交際前に「同じ宗教同士の人が結婚するのはよくあるけれど、どちらかが無宗教なカップルは少ないかもしれません。よく話し合いましたか?」と確認を取りました。彼女は「彼は勧誘しないっていうから大丈夫です」と答えていました。そして成婚しました。
しかし、実際は、全く話が違っていました。男性は家族経営の自営業で、家族とパートさんで商売をしていましたが、“勧誘しない”というのは嘘で、彼女が入信しないことでイビリが始まって、お手伝いさんのような生活が始まります。掃除洗濯のほか、家族全員と彼の祖父母の食事を作るため、毎日のようにスーパーの袋を2つ3つ持って何キロもの距離を買い物させられていたそうです。結婚した途端、「あなたの財産は××家の財産です」と没収され、1円のお小遣いもないため、バスや電車に乗ることも許されなかったとのこと。本来なら、結婚後は会員の連絡先は抹消するルールなのでその後のことはわからないのですが、彼女はストレスで複数回の流産があって、泣いて私のもとに電話があって発覚しました。結局、離婚しています。