西大井「ピース湯」トゥルトゥル水風呂クセに4セット。なんともディープで…
JR西大井駅から歩いて8分ほど。1953年創業の「ピース湯」は先代がトルストイの小説「戦争と平和」に感動し、“平和湯”ではありきたりだからと名づけられたという。軍需工場の跡地は閑静な住宅街となり、宮造りだった建物は1992年にビル型銭湯に生まれ変わった。
フロントで入浴料+サウナ代+タオルセット代の1000円を支払い、笑顔のステキな三井さんからサウナ用バンドを受け取る。なお、サウナは2時間制。
Jポップが流れる脱衣場で服を脱ぎ、モダンな浴場に入ると、女湯との間のタイルには風流な鳥のアートが並んでいた。カランにはリンスインシャンプーなどがあり、手ぶらでOK牧場。
浴場内の湯は、地下約60メートルからくみ上げた地下水を巨大貯水タンク3基でろ過して、超軟水として使用している。「鳴門の塩を使用した軟水は刺激がなく、赤ちゃんがつかっても泣かないし、湯冷めしません」と2代目の杉田由美子さん。
ボウリング球状の石の球体から湧き出る42度の白湯には座風呂2床と寝風呂1床。どちらも冷水枕つきで背中や腰、ふくらはぎなどにジェット泡を受けながらのんびりできる。ほかにボディーマッサージ湯1槽、エレキ強めの電気風呂1床。
ドアを開け、外気浴できる岩風呂エリアは、黒いタイルに囲まれ、照明3つの落ち着いた空間。40度の広い湯船でア~ビバノンノン♪ さてとサウナにまいりましょう。