著者のコラム一覧
鎌田實医師・作家

医師で作家の75歳。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、地域包括ケアの先駆けに。チェルノブイリ、イラク、ウクライナへの国際医療支援、全国被災地支援にも力を注ぐ。現在、諏訪中央病院名誉院長。「鎌田式『スクワット』と『かかと落とし』」「認知症にならない29の習慣」など著作多数。昨年11月には「医師のぼくが50年かけてたどりついた鎌田式長生き食事術」(アスコム)が発売された。

100グラムのステーキを朝昼晩食べてもタンパク質は足りない

公開日: 更新日:

米国の「賢い選択」

肉や魚を食べても、それ以外でタンパク質を補給する必要がある

「長生きの最大の敵のひとつは低栄養」という鎌田さんによれば、中でも怖いのは筋肉の衰えにより心身の働きが弱くなるフレイルだそうだ。

 それを防ぐためにも筋肉の材料であるタンパク質を積極的に取る必要がある。なので魚、肉、豆腐などを意識して食べる必要があるものの、高齢者にとってそ…

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