保険に入るより「つみたてNISA」がお得? 結論は「不幸のギャンブル」の乗ることはない
でも、それでも怒りが収まらないご貴兄は、念のため保険に入っておくのはどうか。「先進医療にかかっても最大2000万円保障」──うん、うん、これがいい。掛け金も月々3000円とお手頃。いや70歳男性は6500円か。年齢、性別で高くなるんだな。
しかし、日本の健康保険制度はかなり優秀。もともと2~3割負担となっているし、高額医療に関しても制度が充実。自己負担限度額を超えたら、あとで払い戻される。
実際、「意外と安かった」というケースも多い。だから、「病気になったら大変。ぜひ、保険に入っておきましょう」的なセールストークは無視。「不幸のギャンブル」に乗る必要はない。
保険料の分でコツコツと「つみたてNISA」でもしていた方がいいのだ。
「落ち着いて聞いてください。胃に悪性の腫瘍があります」
こう先生にマジ顔で言われても、こう言い返してやればいい。
「あっ、その腫瘍、私のじゃないです」
「おまえはファミレス女子か!」──でも、会計はちゃっちゃと済ましてくださいね。紛れもなく、病院も商売なんで……。