安倍元首相“トップダウン”の罪…「機能性表示食品」導入決定に消費者庁もブチ切れていた!
小林製薬の別サプリ「ナイシヘルプ+コレステロール」でも腎障害が判明
小林製薬の「紅麹」サプリによる腎障害。日本腎臓学会が被害者47人を対象に独自調査をしたところ、これまでの「紅麹コレステヘルプ」以外の「ナイシヘルプ+コレステロール」を服用して被害を受けていた1人が判明した。この商品による被害判明は初めて。
小林製薬は「紅麹」成分入りのサプリ3種の個人向け回収を始めたものの、約30万個が家庭や店舗に残っていると推定される。小林製薬には問い合わせが殺到していて電話がつながるのは1割程度だという。
厚労省は健康被害の原因は青カビ由来の「プべルル酸」によるものとみて、小林製薬の大阪、和歌山工場を立ち入り検査したものの、大阪工場はすでに閉鎖されていて「プべルル酸」の混入や生成の解明は不可能とされる。
紅麹被害での入院患者は157人だが、効果的な治療方法はなく、サプリ服用の中止かステロイド治療のみだ。