専門家が解説 愛媛・高知の地震とインドネシアの火山噴火は「南海トラフ地震」と関係あるのか
「どちらのルートでも、豊後水道には、陸側のユーラシアプレートの下に海側のフィリピン海プレートが沈み込んで、それをさらに太平洋プレートが押している構図です。今回は、ユーラシアプレートが途中で割れたため、震度6弱程度で収まりましたが、ユーラシアプレートが耐えて大きく跳ねあがっていたら、巨大地震になっていた可能性があります。すでに南海トラフはいつ起きてもおかしくありません」(前出の高橋学氏)
約100年周期とされる南海トラフの巨大地震は2035年前後までに起こると予測されるが、能登半島や台湾地震も予測とは別に突然発生している。注意が必要だ。