TBS「笑うマトリョーシカ」の“櫻井翔タイプ”が増殖中? “優等生”すぎる若手社員の不気味
■婚活では「いい人どまり」
結婚問題に詳しいライターの日々晴雨氏は「婚活の現場を見ても、優等生タイプの男性は失敗したくないという気持ちが強すぎて、会話も本音を隠して当たり障りのないものになりがち。だから関係が深まらず、『いい人なんだけど』で終わってしまうケースが結構あります」と明かす。
一方で、組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENTが4月に発表した新入社員意識調査によると、「理想の上司」(複数回答)について、57.4%の新入社員が「間違いを指摘して正してくれる」と回答。「自分のことをよく見てくれ、声をかけてくれる」(41.2%)がそれに続く。
「今どきの若手は転職も視野に入れて早く成長したいと考えていて、自分からはお願いできないけど、問題点があれば『上司からはっきり言われたい』と思っていたりもする。でも、肝心の上司はハラスメントを恐れて萎縮している。若手を教育するのが怖いと口にするマネジャーもいますね。平行線のまま、お互いに相手のことを不気味な存在だと思い込んでいたりするんです」(前出の人事担当者)
溝は深そうだ。