TBS「笑うマトリョーシカ」の“櫻井翔タイプ”が増殖中? “優等生”すぎる若手社員の不気味
夏ドラマの中で意外と話題になっているのが、嵐の櫻井翔(42)。水川あさみ(40)主演のTBS系金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」で、将来の総理候補と目される若き厚労相を演じている。
「クリーンなイメージの政治家なんですけど、優等生的な笑顔のウラで何を考えているか分からない。えたいが知れない闇を感じる役柄が、櫻井さんにハマっているという声が多いんですよ」(テレビ誌ライター)
えたいが知れないかどうかはさておき、櫻井は、父親が元総務事務次官の慶応ボーイ。政治家役がハマるのは分かる。
「ただ、ドラマの櫻井クンを見ていると、ウチの優秀な若手社員たちとイメージがかぶるんですよねえ」と家電メーカーの人事担当者がこう話す。
「パッと見は人当たりが良くて爽やか、受け答えも優等生。いい人なんですけど、本音が見えてこないというか。雑談をしてもこっちが気疲れするというか。それって今のできる新人とか若手に共通しているかも」
優等生タイプの社員相手に、軽いノリで「真面目かっ!」とツッコめる時代でもない。実際、音声プラットフォームのVoicyが4月に発表した若手社員への育成に関する意識調査によると、実に約8割が「ハラスメントの風潮を背景に、若手社員への厳しい育成に躊躇している」と回答している。