総裁選に出馬表明の小林鷹之氏やたら強調も…育った家庭は全然「普通」じゃなかった

公開日: 更新日:

 しかし、98年に転機が訪れる。大倉商事が不動産開発の失敗などで経営が悪化し、倒産したのだ。泰芳さんは56歳。小林氏は4年時に留年し、まだ東大在学中だった。

「人生の憂き目に遭った泰芳さんですが、00年には都内の老舗建材メーカー『ノダ』に再就職。商社マン時代の経験がモノをいったのか、いきなり貿易事業部長を任され、02年には取締役に出世しています」(知人)

 ノダは従業員1000人超の上場企業だ。08年に泰芳さんは常任監査役に就き、12年に退社した。キャリアの崖っぷちからV字回復を果たしたコバホークの父は、決して「普通のサラリーマン」ではない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高野連を直撃「甲子園でリクエスト制度なぜ導入されず?」

  2. 2

    これも防災対策のひとつ? 「ソーラー充電器」は買っても秘密にしておけ

  3. 3

    大谷は連日の一発、メジャー6人目「40-40」目前…それでも「未来が見えない」根本原因

  4. 4

    加橋かつみさんが憧れたストーンズ「サティスファクション」はザ・タイガースの原点でもある

  5. 5

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  1. 6

    小泉進次郎の自民総裁選出馬に暗雲…「3つのネガティブ材料」で“客寄せパンダ”に急激な引き潮

  2. 7

    小林鷹之氏のカネ集めは「古い自民党」そのもの…初入閣後にハイペースでパーティー開催

  3. 8

    Number_iに囁かれるキンプリ遺産の食い潰し…サマソニで持ち歌少なくデビュー曲を2回披露

  4. 9

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 10

    「ブラックモンブラン」竹下製菓が最大の危機に…事業拡大の矢先、右腕の夫と会長の父に先立たれ