「左手のないサル」が都内に出没…福島から170キロ移動か? 専門家が見解
サルにとってみれば、山と同様に都市部にも木のような構造物があり、食べ物などの入手も可能だという。
「野生のサルは警戒心が強く、新しい食べ物には手をつけないのですが、住宅地の庭で育てられているような果実や街路樹の葉や実なども食べられるので、利用しているのではないかと考えられます」(同前)
また野生のサルは、人を見れば逃げる習性があるが、「場合によって人になれたり、(人間の食べ物を)食べ物として認識したりしてしまうと注意が必要かもしれません」と同センターは懸念する。
各自治体ではSNSなどを通じてサルに出合っても、「近づかない」「目を合わせない」「エサを与えたり、食べ物を見せない」などの注意喚起を行っている。