米大統領選は「おじいちゃん、入院するか施設に入るか、どっちかにして!」と一緒?
「ハリスかトランプか?」
この記事が出る頃には、ほぼ大勢が判明。アメリカのみならず、全世界が大騒ぎになっていることだろう。ハリスになれば、女性初の大統領。トランプになれば、「アメリカ第一主義」が再始動。各国への圧力が強まりそうだ。果たしてどちらが正解なのか?
かつてアメリカ横断ウルトラクイズという番組があった。福留アナの「ニューヨークに行きたいか~!」という掛け声は、鮮明に記憶に残っていることだろう。
そこで名物だったのが、ドロンコ〇×クイズ。解答者は2択を迫られ、先の見えない壁を突き破っていく。正解だった場合はマットの上。不正解だった場合にはドロンコまみれといった感じだ。緊張の一瞬である。だが、よく考えてほしい。本当に正解はあるのか……。
われわれは「2択」を迫られると、どうしても反射的に「正しい方」を選ぼうとする。しかし、もし、両方とも「不正解」だった場合はどうなるのか。
現在のアメリカは2大政党制となっている。民主党か共和党か。人々はどちらかが正解だと思い込み、国論を二分するほどの争いとなっている。でも、本当に重要なことは他にあるのでは?