美容外科を選ぶ20~30代医師は10年で4倍に…女医の解剖中の不適切投稿炎上で問われる"直美"の是非
不快に感じた人たちから、献体とは異なるが「臓器提供しません」とする投稿が相次いでいる。
医師の倫理観が問われる中、美容外科医がクローズアップされ「直美」が問題視された。直美とは、医学部卒業後、2年の臨床研修を終えてすぐに自由診療である美容医療の道に進む医師で、「直接美容医療」の略だ。厚労省の統計によると20~30代の美容外科の医療施設で働く医師が659人(2022年)で10年前の4倍になっている。
同業者からも批判が出ている。美容外科「高須クリニック」名古屋院院長の高須幹弥氏も25日までに更新した自身のYouTubeチャンネルを更新し、「なぜ美容外科医はろくでもない人間が多いのか解説します。」と題した動画を配信している。
「高須氏は、ほかの科の医者に比べてろくでもない医者の比率が高く、7~8割と伝えていました。また妊娠出産後などを考え、時短勤務ができる上、稼げることから、女医の直美が増えている現状に言及していました。ほか、患者数よりも美容クリニックの医師が多いため、患者の取り合いでSNSを使った集客が激しくなっていること、手術をめぐる過激な投稿なども一部の客には刺さるから炎上しやすいという背景を語っていました。黒田医師は過去にもSNSで、科学的根拠の乏しい民間療法などを紹介していたことから、実業家の堀江貴文氏も知人の立場としてこれまで忠告をしてきたと苦言を呈しています」(女性誌ライター)