トラウデン直美「おじさんの詰め合わせ」苦笑発言…男性から集中砲火を浴びてしまった複合要因
自民党総裁選直前、8月21日の報道番組で歴代総裁の画像をあしらった広報ポスターについての感想を求められ、「おじさんの詰め合わせって感じがするんですけど」と苦笑したことをとがめ立てられたトラウデン直美(25)。
「女性なら『おじさん』を無条件にバカにしてよいという風潮が変わるのは時代の必然」(東浩紀)といった論評をはじめ、擁護をはるかに超えて炎上してしまった。
「男がおばさんの詰め合わせと言ったら大問題」などと性差別の視点から非難が集まったのは、いくつもの“前フリ”があったからだろう。たとえば、この頃まだ川口ゆりの「夏場の男性の匂いが苦手すぎる」騒動が収まりきっていなかったこと。しまむらの関連会社が「パパはいつも寝てる」「パパは全然面倒みてくれない」「ママがいい」などとプリントしたベビー服を販売して炎上したのも7月末のことで記憶に新しい。
さらに年初、麻生太郎自民党副総裁が上川陽子衆院議員を評して「このおばさん、やるねえ」「そんなに美しい方とは言わないけれども」と放言したことに対して激烈な批判が寄せられた。これらは、とりわけ影響したようだ。実際、こうした例を引き合いにしたコメントは多く見られたのだ。