元兵庫県議の死をめぐり虚偽情報拡散…立花孝志氏は名誉毀損で立件なるか?若狭勝弁護士が見解
兵庫県の斎藤知事を告発した文書を調査する県の百条委員会のメンバーだった竹内英明元県議の死をめぐり、再び動揺が広がっている。
自殺したとみられる竹内元県議について、N国党党首の立花孝志氏はSNS上で「(竹内元県議は)県警から事情聴取を受けていた。逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信していた。
しかし、20日の兵庫県議会警察常任委員会で、兵庫県警本部の村井紀之本部長は「全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されているのは、極めて遺憾だと受け止めている」と、異例のコメントを発表。立花氏が発信した内容を、キッパリと否定した。
また、同会では今回の事態を重く見た委員から「名誉毀損で取り調べて欲しい」との質問が飛んだ。これに県警本部は「法と証拠に基づいて適切に対処してまいりたい」と回答するにとどめた。
一方で、X上では立花氏への批判の声が高まったのか、21日夜に「#立花孝志を逮捕しろ」がトレンド入りした。果たして、立花氏が名誉毀損で立件される可能性はあるのか。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士はこう話す。