今どき退職届はメールが正解…「直接会って誠意を」は昭和的なのか
それでも、今どきの若者に昭和のオヤジは怒り心頭と思われがちだが、それも「誤解なんです」とインフラ企業の50代管理職がこう明かす。
「50代はパワハラと言われるのも面倒だから諦めの境地に入っていたりする。お客さま扱いの新入社員を“敵視”しがちなのは、むしろ就職に苦労した氷河期世代から下、その世代に割と厳しくされてきた30代半ばぐらいの平成世代。《今どきは楽できていいな》という不満が充満しています」
それがいつ爆発するかひやひやものらしい。前出の中堅メーカー総務担当者はこう言う。
「新入社員が退職メールを送ってきたら慌てるでしょうが、氷河期世代以下の社員が直接対面すれば感情が高ぶってトラブルが生じがち。《会社から威圧された》と揉め事になりかねません。逆にメールで事務的、かつ冷静にやりとりする方が、リスクが少ないぶん“正解”なんでしょう」
そもそもの“常識”が世代間で違ってきているわけで、それを責めたところで仕方がない。