北海道の大学生集団暴行死は「傷害致死」ではなく「強盗殺人」か…犯行後、現金引き出しクレカで買い物も
北海道江別市で起きた男子大学生集団暴行死事件をめぐり、ネット上では〈傷害致死ではなく強盗殺人だろ?〉なんて声も上がっている。
「傷害致死容疑で逮捕された交際相手の20歳の女子大生が別れ話に逆上したことがきっかけとされますが、犯行後、被害者のキャッシュカードで十数万円を引き出したり、クレジットカードで買い物をした疑いも。6人で暴行を加えて、暗証番号まで聞き出していたとしたら、傷害致死では済まされないでしょう」(地元メディア関係者)
傷害致死と強盗殺人では法定刑もまったく違ってくる。傷害致死は「3年以上の懲役」だが、強盗殺人だと「死刑または無期懲役」だ。
「そもそも強盗は、言葉は悪いですが、足が付きやすい、割に合わない犯罪です」と、警視庁OBがこう続ける。
「強盗だけでも5年以上の懲役。殺意がない強盗致死も死刑または無期懲役で、有期刑に軽減される例外もありますが、重罪であることに変わりはない。北海道の事件もそうですが、たかが十数万円で人生を棒に振るレベルが変わってきます」